人と別れる時の英会話
人と別れる時に使われるあいさつや英語表現を集めました。
またすぐに会う人と別れる時、しばらく会わない人と別れる時、よく知らない人と別れる時など、シチュエーションに応じた別れの表現を学びましょう。
日常で最もよく使われる「さようなら」と言う時の表現です。年齢や性別を問わない別れのあいさつの定番と言えます。発音は「バーイ」と少し延ばし気味に。
日本語では「バイバイ」という言い方の方がよく使われ、英語でも “Bye-bye.” という表現もありますが、“Bye.” の方がよく使われていると思います。お店で買い物をした時にも、店員さんが “Bye.”(さようなら)と声をかけることもあります。そんな時はこちらも “Bye.” と返せばOKです。
同じような表現の “Goodbye.” は、”Bye.” よりも丁寧なニュアンスです。
すぐにまた会う友達や同僚との会話で使われるのは、”Bye” よりもこの “See you.” です。「それじゃあ」「またね」といったカジュアルな表現です。
“See you later.” で「また後で」、“See you soon.” で「またすぐ後で」というように、See you の後に言葉を付け足したパターンもよく使われます。他にも例えば、“See you tomorrow.” は「また明日」、クラスメイトや同僚と金曜に別れる時は “See you on Monday.” で「また月曜日」、または “See you next week.” で「また来週」という言い方がぴったりです。待ち合わせ場所を指定して別れる時には、“See you there.” で「じゃあそこで」という表現ができますし、時間を指定した場合は、“See you at six.” で「じゃあ6時に」、“See you in five (minutes).” で「じゃあ5分後に」という表現が使えます。ぜひアレンジして使ってみましょう。
「気をつけて」という意味ですが、よく会う相手には「じゃあ」や「またね」といったニュアンスで、しばらく会わない相手には「お元気で」という意味でよく使われる表現です。
こう言われた時は、“You, too.”(あなたも)や、“I will.”(そうするよ)と返すのが一般的です。
よく似た表現で、“Take it easy.” も「またね」「無理しないでね」という意味でよく使われます。
この表現は、友達同士の間でも使いますが、お店やレストランの店員さんや、例えば道を聞かれて少し話した人など、知らない相手との間でよく使われる別れのあいさつ表現です。“Have a nice day.”(よい一日を)と言って見送られると、とても気分が良いものですよね。
こう言われた時は、“Thank you.”(ありがとう)、または “You, too.”(あなたも)という表現で返せばOKです。
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パーティーなどで先に帰る時や、なかなか終わらない話を切り上げる時など、別れを切り出す時に使う表現です。
“I have to go.” で、「行かなくては」という意味ですが、言い方が直接的なのでやや乱暴に響く可能性があります。この表現を使う時は、本当はまだいたいんだけど・・・と残念そうな表情を作りましょう。他に、同じ意味ですがもう少し柔らかい表現としては、“I’ve got to go.”、“I’ve got take off.”、“I should get going.” などがあります。やや複雑になりますが、ぜひ覚えて使ってみてください。
別れる際、あいさつだけではなく一言付け加えると素敵な表現を紹介します。一つ目は、「お会いできて良かったです」と楽しかった気持ちを伝える一言。
“It was nice to see you.” としても同じ意味になります。It was を省略して、“Nice seeing you.” という言い方もよく使われます。see ではなく meet を使って “It was nice meeting you.” や、“It was nice to meet you.” と言うのは、初対面の人と別れる時のみ適切なので、注意しましょう。2回目以降は see を使います。
少し改まった表現ですが、相手にまた会いたいという気持ちを伝えるのに使える一言です。
日本語でも使われる、「xxによろしく」と伝える時の表現です。xxの部分に、よろしく言ってもらいたい相手が入ります。例えば、「奥様によろしく」なら、“Please say hello to your wife.”、「ご家族によろしく」なら、“Please say hello to your family.” となります。名前を入れて、“Please say hello to Ken.” で「ケンによろしく」という言い方もできます。
同じ意味で、“Tell your wife I said hello.” で「奥様に私がよろしく言ってたと伝えて」という表現も使われます。このように言われた時は、“I will.”(わかりました、そうします)としっかり答えましょう。
“I’ll miss you.” は「あなたに会えなくなるとさびしくなるよ」という意味で、しばらく会えなくなる人と別れる時によく使われる表現です。未来形で表現するので、will ではなく be going to (going to の短縮形が gonna) を使って、“I’m gonna miss you.” という言い方もあります。
しばらく会えなくなるけれど、これからも連絡を取り合おう、と言う時にはこの一言を使いましょう。
keep in touch は「連絡を取り合う」という意味の熟語で、keep in touch with A で「Aと連絡を取り合う」という意味になります。
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