飲み・お酒にまつわる英会話
大人の楽しみ、コミュニケーションのツールになるお酒。そんな飲みとお酒~Drinking~にまつわる表現を紹介します。相手を飲みに誘う時の決まり文句から、「ビアガーデン」の説明まで。「お酒に強い」「お酒に弱い」は strong や weak を使っては表現しないので要注意。お酒が好きな人も、そうじゃない人も、話題によく挙がる「飲み」にまつわる一言を勉強しましょう。
「飲みに行く」という英語は、go for a drink または go drinking をよく使います。
前者の go for a drink は、a drink なので「ちょっと一杯飲みに行く」というニュアンスなのに対し、後者の go drinking は「がっつり飲みに行く(飲むことが目的)」というニュアンスになります。
Do you wanna … ? はDo you want to … ? をさらにカジュアルにした表現なので、友達を誘う時に使いたい表現です。もう少しフォーマルに、例えば会社の同僚を誘いたい時などは、“Would you like to go for a drink?”「飲みに行きませんか?」というフレーズを使ってみてください。
drink という単語は日本語と同じ「飲む」という意味なので、アルコール以外のものを飲むことを表す時にももちろん使われますが、日本語と同じで「飲みに行く」というのはアルコールを飲むことを指します。このような共通する言葉の使い方は面白いですね!
“日本では夏がビアガーデンの季節ですよね。この「ビアガーデン」は海外でも同じようなものがあるのでそのまま beer garden という単語で伝わります。
日本特有のビアガーデンについては、こんな感じで説明してみましょう。
日本のビアガーデンは夏の間だけオープンして、多くは屋外のビルの屋上にあります。だいたい飲み放題です。
「飲み放題」は形容詞で all-you-can-drink、「食べ放題飲み放題」は all-you-can-eat-and-drink という表現を使います。日本の居酒屋などでよくある飲み放題は海外にはあまりないので、たくさん飲める海外の友達を連れて行くと驚いて大喜びでした(笑)。
ビール以外はなんでも好きです ビールの苦い味が好きではないです
お酒の好みを聞く質問とその答えの例文です。「一番好き」と言う時には最後に the best を付けて、「…以外は」と言う時は後ろに except for … と続けましょう。
「日本酒」を表わす「酒」はそのまま “sake” という英単語になっています。
夕食時にワインを一杯飲みます
よく飲むお酒について話す時の例文です。日本語だと「いつも何飲む?」という言い方をしますが、英語で always を使うと文字通り「いつも」という意味になってしまうので、「普段、通常は」という意味の usuallyを使います。
家ではほとんど飲みません 外で友達と飲むのが好きなんです
前はたくさん飲んでいましたが、前回の健康診断以来やめました
お酒を飲む頻度を聞く質問とその答えの例文です。「ほぼ毎日」と言いたい場合は、almostをつけて almost every day と言います。occasionally は「時々、たまに」という意味です。
お酒に(お酒が)強い/弱いは、このように can drink a lot / can’t drink a lot を使った表現が最も一般的です。日本語では「強い」「弱い」という表現ですが、英語の strong や weak は当てはまらないので注意してください。
“This drink is very strong.”「このお酒はとても強い」のように、お酒自体が強いか弱いかを表す時には使うことができます。
反対は、“I have a low tolerance for alcohol.”「私はお酒に対する耐性が低いです(=お酒に弱いです)」となります。
social(社交、付き合い)の場ではお酒を飲む、という場合は、この social drinker という表現を使ってみましょう。