映画 『キューティー・ブロンド』から、英語表現・英会話フレーズをピックアップ

ブロンドヘアのおしゃれな女子学生がハーバードのロースクール(法科大学院)に入学して奮闘・活躍するストーリーを描いたガールズパワームービー。
アメリカではブロンド(金髪)ヘアの女性は、着飾ることに熱心で見た目は美しくても頭は悪いというのが定番のイメージ。映画の主人公エルはこんなイメージのままのブロンドガールですが、アメリカでもトップ3に入るハーバードのロースクールに入学し、イメージを覆して成功していく痛快ストーリーです。ブロンドに対してブルネット(黒っぽい髪)は上品・知的なお嬢様のイメージで、映画の中ではエルのライバルのヴィヴィアンがそれにあたります。彼女がいつもつけているパールのネックレスは、ブルネット族の定番アイテムです。見て元気の出る映画から集めた英語表現を楽しんでくださいね。

※ 内容には、実際の会話表現と一部ストーリーが含まれます。
見る前にストーリーを知りたくないという方は、注意してくださいね。

Oh my gosh… you guys have to help me pick up the perfect outfit.
あぁどうしよう・・・完璧な服を選ぶの手伝って

今夜のデートで、付き合っていた彼氏のワーナーからプロポーズされるかもと期待するエル。そこで仲良しの友達2人にこうお願いします。
“you guys” は「あなたたち」という意味で、guy は主に「やつ」と男性に対して使われますが、”you guys” と複数形で呼びかける時には、女性に対しても使われます。help (人)+動詞の原型~で、(人が)~するのを手伝う、という意味なので、ここでは私が完璧な服を選ぶのを手伝う、となります。“pick up” は「選ぶ」という意味で日常会話でよく使われる表現なので覚えておきましょう!“have to …” は「…しなければならない」という意味なので、あなたたちは手伝わなきゃだめよ、と強くお願いしていますね。

You’re breaking up with me because I’m too blonde?    
私がブロンドだから別れるの?

プロポーズを期待していたディナーの席で切り出されたのは、なんと別れ話でした!プロポーズかと思っていた、と言うエルに、彼氏のワーナーは「(自分が目指している)議員になるためには、マリリンじゃなくてジャッキーと結婚しなきゃ」と言います。このマリリンとはブロンドの象徴マリリン・モンロー、ジャッキーとはJ.F.ケネディの妻で大統領夫人として人気を集めたジャッキー・ケネディを指します。そう言われたエルの反応がこちら。
“break up with …” は、「…と別れる」という意味で、恋愛に関する会話では欠かせないフレーズです。英語は主語がはっきりしているので、”A break up with B” となると「AがBと別れる」つまり「AがBをふる」となり、どちらが別れを切り出したのかがわかります。“blonde” は名詞で「ブロンドの女性」という意味ですが、形容詞では「ブロンドの」の他に「天然ぼけ、どじな」という意味があります。このセリフではブロンドを強調して”too blonde”=「ブロンドすぎる」と言っています。

Sweetie, you don’t need law school. Law school is for people who are boring and ugly and serious.
スウィーティ―、おまえにはロースクールは必要ないよ。あそこは退屈で不細工で真面目な人のためのものだ

ふられてしまったエルですが、彼と再び付き合うために、彼の進学先であるハーバードのロースクールに入学しようと計画を立てます。それを両親に伝えた時の父親の一言はこちら。母親は「ミスコンをあきらめるなんて・・・」と、両親そろって娘の学業には関心がないようですね(笑)。
“sweetie” は、ハニーやダーリンと同じような、親しい人に呼びかける時に使う言葉です。“A is for …” は、「Aは~のためのものである」という意味ですが、お父さんの言い分はだいぶひどいものです!

I changed my mind. I’d pick the dangerous one because I’m not afraid of challenge.
   気が変わりました 私は挑戦を恐れないので、危険な方を選びます

ある講義で、自分が弁護士として依頼人を選べるならば確定犯がいいか法定犯がいいか教授から質問されたエル。どちらでもなく無実の人がいいと言うと、それは夢物語だと言われ、クラスから失笑をかいます。すると次に指名されたエルのライバル(元彼ワーナーの婚約者)のヴィヴィアンは、危険な犯罪を犯していない法定犯を選ぶと模範解答を答えます。ライバルに対して闘志を燃やすエルはさらに挙手して、こう発言したのでした。
“I changed my mind.” は「気が変わりました」と言う時の決まり文句です。“I’m not afraid of A” は「Aを恐れない」という意味で、Aには名詞形が入ります。名詞ではなく文の場合は”I’m not afraid that …” となるので注意しましょう。

Brooke… your secret is safe with me.    ブルック、あなたの秘密は守るわ

研修生として参加した裁判で、被告のブルックから特別に秘密のアリバイを打ち明けられたエル。それを聞いたエルは、ブルックにこう約束します。
“your secret is safe with me” は直訳すると「あなたの秘密は私と共に安全です」。つまり、私は秘密を守ります、という意味になります。あなたも誰かから秘密を打ち明けられた時は、この一言を使ってみてくださいね。

All people see when they look at me is blonde hair and big boobs. No one is ever gonna take me seriously.
皆が見るのは私のブロンドの髪と大きなおっぱいだけ。誰も真面目に受け止めてくれないのよ

教授からも認められて彼の弁護団に入り活躍し始めたエルでしたが、その教授から言い寄られて大きなショックを受けた彼女は荷物をまとめてカリフォルニアに帰ろうとします。そこで美容師の友達に別れを言いに来た時のセリフがこちら。エルのブロンドガールとしての悔しさがにじむ言葉です。
一文目を直訳すると「人々が私を見た時に見るすべてのものはブロンドの髪と大きなおっぱいだ」となります。この”All … is ~.”の訳し方は、直訳だと「…のすべては~だ」となりますが、「…は~だけだ」と訳すといいですね。例えば、All I think about is you. だと、「私が考えているのは君だけだ」となります。look と see は日本語ではどちらも「見る」と訳されますが、look は一瞬見るという意味に対して、see はじっくりと見る(見て理解する)という意味になります。二文目の “take A seriously” は「Aを真面目に受け止める、真に受ける」という表現です。is gonna(going toの省略形) という未来形になっていることから、これからも誰も真面目に受け止めてくれないだろう、というエルの悲観的な気持ちが見て取れますね。

Remembering that first impressions are not always correct… you must always have faith in people… and most importantly, you must have faith in yourself.
第一印象が常に正しくはないことを覚えておいて  いつも人に対する信頼を持つこと、そして最も重要なのは、いつも自分を信じることです

ハーバードのロースクールで立派に成長したエルの卒業生代表としてのスピーチから一部抜粋です。色んな苦労をしたエルならではの素敵な言葉ですね
“first impression” は日本語でもそのまま「第一印象」という意味です。 “faith in A” は「Aに対する信頼、信用、信念」という意味で、後半を直訳すると、「人に対する信頼を常に持たなければなりません。そして最も重要なことに、常に自分に対する信用を持たなければなりません」となります。「自分を信じる」という日本語にぴったりくるのが、この “faith in oneself” という表現なので、ぜひ覚えておきましょう。

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