映画 『ラブ・アゲイン』から、英語表現・英会話フレーズをピックアップ

まじめを絵に描いたような良き夫・父であるキャルが、突然妻のエミリーから離婚を申し渡され、さらに浮気をしたことまで告白され、ショックのどん底に。
そこに、毎晩バーで女の子を口説いてはお持ち帰りしている遊び人のジェイコブが現れ、キャルを「イケてる」男にしてあげよう、と言い出します。
この他に、キャルの息子やベビーシッターなど、それぞれの恋愛模様も絡まって、とっても楽しいラブコメディです。

※ 内容には、実際の会話表現と一部ストーリーが含まれます。
見る前にストーリーを知りたくないという方は、注意してくださいね。

Want to split a dessert?     デザートは半分こ?

冒頭のシーン、レストランで食事をするキャルとエミリー。メインを終えて、メニューを見ながらデザートを選んでいます。そこでキャルがエミリーに尋ねたのがこのセリフ。
正式には “Do you want to split a dessert?” という疑問文の Do you を省略してカジュアルにした形です。”split” は「分ける」という意味なので、直訳すると「デザートを分けたい?」となります。自分がお腹がいっぱいでデザートを1つは食べられないけれど、相手と分けて食べたい時に使える一言ですね。同じシチュエーションで、 “Do you want to share a dessert?” 「デザートを一緒に食べたい?」という表現もよく使います。

Cal: Sorry you had to find out this way.   こんな形で知らせてごめんよ
Robbie: Sorry you jumped out of a car.  車から飛び降りるなんて

妻のエミリーから離婚と浮気の告白というダブルパンチをくらって動揺したキャルは、車の中で妻の話を遮るために自ら走る車から転げ落ちます。しかもそれを帰宅して早々、キャルの姿を見て何があったのかと尋ねたベビーシッターにそのまま正直に話してしまうキャル。するとそこには息子の姿もあり、突然の離婚の知らせに驚きます。そこでのキャル(父)とロビー(息子)のちょっと笑えるやり取りがこちら。
“I’m sorry …” は「… してごめんなさい」という謝罪の気持ちや「… で残念だ」というお悔やみの気持ちを表す表現です。2人のセリフはどちらも I’m が省略された形ですが、まず父親のキャルが “Sorry you had to find out this way.” 「こんな形(ベビーシッターにぶっちゃけたところをたまたま聞いてしまった形)で知ってしまってごめんよ」と言います。 “find out” は「判明する、知ってしまう」という意味です。それに対して息子のロビーは “Sorry you jumped out of a car.” 「車から飛び降りるなんて気の毒に」と返します。大人な息子の返しにちょっとくすりとしますよね。

I can’t take my eyes off of you. That’s a fact, it’s not a line. I find you very attractive.
僕は君から目が離せない  それは事実だ、口説き文句じゃない  本当に魅力的だ

毎晩バーで女の子を口説いている遊び人のジェイコブがハンナを口説いた時に使ったセリフがこちら。使ってみたら、成功すること間違いなし!?
“I can’t take my eyes off of you.” 「君から目が離せない」は、女性を誉める時の常套句で、歌詞でもよく出てきます。そう言った後ジェイコブは、これは口説き文句(a line)ではなく事実(a fact)だ、と畳み掛けます。ちなみにナンパの口説き文句のことは “pickup line” という表現を使います。さらにダメ押しの一言が “I find you very attractive.” 「僕は君をとても魅力的だと思う」です。この find は「発見する」という意味ではなく、“find A B” = 「AをBだと思う・感じる」という表現です。口説き文句は照れずにストレートに言い切るのが一番!ということでしょうか。この “attractive” (魅力的)という表現も男女問わず相手のことを誉める時によく使う表現なので、覚えておきましょう!

I wanna help you. I’m gonna help you rediscover your manhood.
君を助けたいんだ  君の男らしさを取り戻す力を貸そう

女性との駆け引きに自信満々でモテ男のジェイコブが、バーで見かけた哀れなキャルに目を止め、彼を助けようと声をかけます。
“wanna” は “want to” をつなげた形です。“help 人 A(動詞)” =「人がAするのを助ける」という意味なので、ここでは「君(キャル)が君の男らしさを再発見するのを助ける」となります。
また、個人的にも大注目なのがジェイコブを演じる俳優ライアン・ゴスリングの鍛え上げたボディ!映画の中で何度か裸の上半身が登場しますので、こちらもお見逃しなく!(笑)

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She was one of those women that could be wildly sexy and unbelievably cute all at the same time.
彼女はセクシーとキュートが共存する希少な女性なんだ

ジェイコブからイケてる男になるためのレッスンを受け始めたものの、妻のエミリーに未練たらたらのキャル。ジェイコブに対してもこうやってエミリーのことを語ります。
この日本語訳は意味を確実にとらえてすっきりとした形になっていますが、英語の構造をより理解するために直訳で見てみると、「彼女は、同時にひどくセクシーにも信じられないほどキュートにもなれる女性たちのうちの一人なんだ」となります。なかなか素敵な表現ですよね!

In the end, she winds up back with my dad. He’s a better guy than you are in every category.
ママはパパのところに戻るよ  パパはあんたよりも格上だし

母親の職場に来た息子のロビー。母のエミリーが席を外している中、エミリーと浮気をした同僚のデイビッドがロビーと話をしようと向かいに座ります。しかし、そのデイビッドが母親の浮気相手であると知っているロビーは、デイビッドにこう言うのです。
“in the end” は「結局、最終的には」という意味です。”He’s a better guy than you are in every category” 「彼(パパ)はすべてのカテゴリーであなたよりいい男だ」というのがいいですよね。父親思いのいい息子として、いい味出してます。

I will never stop trying. Because when you find the one, you never give up.
僕は絶対あきらめない  ”魂の伴侶” を見つけたら追い続けなきゃ

最後に、エミリーへの気持ちを宣言するキャルの一言です。
“I will never stop trying.” は、未来形なので、(この先)トライすることを絶対にやめない、つまり絶対にあきらめない、という意味になります。”the one” は恋愛に関してよく出てくる表現で、”soul mate” と同じ、「魂の伴侶、運命の人」という意味です。”Because when you find the one, you never give up.” の一文は、(一般的に)・・・だ、という意味なので、特に you を「あなた」とは訳さないパターンの文となっています。

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