映画 『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』から、英語表現・英会話フレーズをピックアップ

ブリジット・ジョーンズ・シリーズの3作目「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」。今作は43歳になったブリジット・ジョーンズが妊娠!でも父親候補が2人!という相変わらずのドタバタコメディです。等身大でキュートなレニー・ゼルヴィガーが、今回はコリン・ファースとパトリック・デンプシーと三角関係に。最後まで笑いが止まらないコメディ映画から、笑えるセリフや感動的な英語表現を紹介します。

※ 内容には、実際の会話表現と一部ストーリーが含まれます。
見る前にストーリーを知りたくないという方は、注意してくださいね。

That’s exactly why I didn’t wear my heels.     だから俺はヒールを履かなかったんだ

ブリジットと、パトリック・デンプシー演じるジャックが出会った場面から。スパに行くと思っていたブリジットが同僚に連れられてきたのは野外フェス。しかも雨上がりで泥にヒールを取られて派手に転んだ時、ジャックが助けに現れてかけた言葉がこちら。
That’s why … で 「だから…だ」という意味です。例えば、He’s very good at playing the guitar. That’s why I like him.(彼はとてもギターを弾くのが上手だ。だから私は彼が好きだ。)というように文をつなげます。これが That’s because… を使うと順序が逆になり、I like him. That’s because he’s very good at playing the guitar.(私は彼が好きだ。それは彼がとてもギターを弾くのが上手だからだ。)となります。ヒールを履かない男性が言うことで、イギリスらしいウィットのきいたセリフになっています。

Mark: Would you like to get some air? I mean, some more air.
外の空気を吸う?・・つまり、いい空気を
Bridget: Sure.   そうね

友達の子供の洗礼式で再会したブリジットとマーク。
Would you like to …? は、丁寧に相手を誘う時に使う「…しませんか?」というフレーズです。堅いマークにぴったりの誘い方です。get some air は「空気を得る(吸う)」で、バーやパーティーなど人が多くて賑やかな所から相手を1人で静かな所に誘い出したい時に使われるお決まりのフレーズです。「空気を吸える場所=2人になれる場所」という意味なんですが、これが面白いのは、ブリジットとマークは屋外のパーティーにいるので既に空気はたくさんあるということ(笑)。そのことに気がついたマークは、なので more air(より多くの空気を)と付け足しています。

I think that this is quite possibly the most wonderful piece of information I have ever received in my entire life.
これまでの人生で最も嬉しいニュースだ

ブリジットから妊娠のニュースを聞いた時のマークの一言。さすがインテリのマーク、こんな時も非常に長くてまどろっこしい文章で感動を表しています。
直訳すると「それはかなり限りなく私がこれまでの人生で受け取った中で最も素晴らしい情報だ」となります。information は「情報」という意味の不可算名詞(数えられない名詞)ですが、蓄積された情報のかたまりを指すイメージなので、このように「ある情報」と指定する場合は、「一切れ、かけら」という意味の単語 piece を使って、(a) piece of information と表します。

Alice: I’m relying on you, Bridget. I need to get this right. Do you understand?
あなたに懸かってるの ちゃんとしたものが必要なのよ 分かる?
Bridget: 100%. You can count on me.    もちろん 任せて

ブリジットと上司のアリスの会話から、職場でも使えるフレーズを紹介。
rely on A で「Aに頼る」という意味です。get this right の get は「…の状態にする」という意味で、直訳すると「これを正しい状態にする」、つまり「ちゃんとする」という意味になります。また、count on A も「Aを頼りにする」という意味です。「任せてください」と上司に言う時はこのフレーズを使ってみましょう。

I know I should have told you both before. But I just didn’t.
早く言うべきだったってわかってる でもそうしなかった

ブリジットがついにジャックとマークの2人に父親である可能性について伝えた時のセリフです。
この should have + 動詞の過去分詞形は「~すべきだった」「~をすればよかった」という意味の表現です。これは「何かをするべきだったのにそれをしなかった」という意味なので、自分が言う場合は「後悔」、相手に言う場合は「非難」の意味で使うことになります。ここではブリジットが自分に対して後悔の意味で使っています。

On paper. But falling in love doesn’t happen on paper. Sometimes you love a person because of all the reasons they’re not like you. And sometimes you love a person just because they feel like home.
計算上はね でも愛は計算じゃない 自分と正反対だから惹かれたり 安らげるから好きになったり

ブリジットが、自分たちの関係について「相性テストの結果は最高だ」と言うジャックに愛について語る言葉です。
on paper は「書面上では、理論上(計算上)では」という意味で、「でも実際はそうではない/わからない」というニュアンスを持ちます。He looks good on paper. は、「彼は書類上の経歴は申し分ない(よく見える)」という意味になります。
sometimes you love a person because … で「…という理由で誰かを愛することもある」と言っていますが、一文目は理由として名詞の reasons が来ているので、because of を使います。二文目は後に文の they feel like home が来ているので、接続詞は because を使います。

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