映画 『トランスフォーマー』から、英語表現・英会話フレーズをピックアップ
車に姿を変える(Transform)ことのできるロボットたちが闘いを繰り広げる大迫力のアクションムービー「トランスフォーマー」3部作の第1作目。
オールスパークを求めて惑星サイバトロンからやってきた、オプティマス・プライム率いるオートボットと、同じくオールスパークを狙う、メガトロン率いる悪の軍団ディセプティコン。その鍵は、イケているとは言えない高校生のサム・ウィトウィッキーが握っていました。
頼りになるオプティマスと、かわいいバンブルビー。ロボット映画ですが、女性もしっかり楽しめる映画です!
※ 内容には、実際の会話表現と一部ストーリーが含まれます。
見る前にストーリーを知りたくないという方は、注意してくださいね。
ロボットだよ。でも普通とは違う、超最先端のロボットだよ。たぶん日本製だ。そうだ、絶対日本製だよ。
買ってもらったおんぼろ中古車がロボットに変身したのを目の当たりにしたサムが、何が起こったかをミカエラに説明するシーンです。ハイテクなものはきっと日本製だ、ということでこんなことを言っています。(いやいや、いくら日本でもこんなものは作れませんよ・・・)
「絶対に」という意味の ”definitely” は、とってもよく使う表現。誰かが言ったことに対して「絶対そうだね」と賛成する時は、”Definitely.” という一言でOK! ぜひ使ってみましょう。
50年後に人生を振り返るとき、車に乗る勇気があったって言えたくないかい?
超最先端のロボットは再び車に変身し、ドアを開きます。まだ事情がわからないまま乗り込んだサムは、こう言って外にいるミカエラを誘います。
「車に乗る、乗り込む」という表現には、”get in” が使われます。”guts” は、日本語でも使われている「ガッツ」ですね。不定詞(to)を使い、”guts to get in the car” は、車に乗るための勇気(ガッツ)、車に乗る勇気、という意味になります。
オプティマス・プライムをリーダーとして一緒に行動してきたオートボットたちが戦いのためにばらばらになる時、リーダーのプライムが仲間たちにこう告げます。
“It’s been…” は “It has been…” の省略形です。現在完了形を使うことにより、これまでずっと・・・という意味が強調されます。 “serve” は、仕える、務めるという意味で使われています。
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何が起こっても、あなたと一緒にあの車に乗って本当によかった
オートボットとディセプティコンの間の戦いで危険な状況におかれるサムとマケイラ。その時ミカエラは、サムにこう伝えます。先に紹介した、サムがマケイラに車に乗るよう誘ったセリフからつながっている一言です。”no matter what happens” (たとえ何が起こっても) という表現は、ありえないことが色々起こる映画の中ではよく使われるフレーズです。例えば、”I’ll protect you no matter what happens.” (たとえ何が起こっても君を守るよ) なんていうのもありますね。この時、何かが起こるのも未来なので、”no matter what will happen” ではないの? と考えられますが、「もし何かが起こっても」という仮定/条件なので、これは現在形でOKですよ。
ディセプティコンとの戦いに勝利したオートボット。サムのおかげで助かったオプティマス・プライムは、こうお礼を述べます。”owe” の使い方は、”owe A B” で、A(人)にBを負っている/借りがある、という意味になりますが、慣れないとちょっと使いにくい単語かもしれません。少しわかりやすく意訳すると、BはAのおかげである、と訳せます。この場合、”I owe you my life.” は、私の命(があるの)は君のおかげである、つまり、君は私の命の恩人である、という意味になります
私はオプティマス・プライム。 このメッセージを星たちの間に避難している生き残ったオートボットたちに送る。
我々はここで待っている。
物語の最後は、地球に留まることにしたオプティマス・プライムが宇宙の彼方に散っている仲間に向かって発するメッセージで締めくくられます。
“take refuge ~” は、~に避難するという意味です。
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