TOEIC パート5によく出る問題パターン 解き方の解説と練習問題 (1) 品詞
では、「品詞」の問題パターンの練習問題です。
(A) increase
(B) increases
(C) increasing
(D) increasingly
(A) participate
(B) participant
(C) participation
(D) participants
(A) particular
(B) particularity
(C) particularly
(D) particulars
1. The company decided to build two more factories in Mexico in order to —— production next year.
(A) increase
(B) increases
(C) increasing
(D) increasingly
正解:(A) increase
例題に続いて、increase とそれに似た異なる品詞が選択肢として並んでいます。
この問題でポイントとなるのは、空所の前にある in order to です。「…のために」という意味の表現で、to の後ろには動詞の原形がきます。
よって、正解は increase となります。
(訳)その会社は、来年の生産量を増やすためにメキシコにさらに2つの工場を建設することを決定した。
2. The speaker likes to ask —— directly during the seminar to make it more interactive.
(A) participate
(B) participant
(C) participation
(D) participants
正解:(D) participants
空所の前には動詞の ask があるので、空所には ask の目的語(「…に質問する」の…の部分)となる名詞が入ります。
選択肢の中から名詞を選べば正解、ですが・・・この問題の選択肢のうち3つが名詞となっています。
まず、participate(動詞「参加する」)は候補から外れます。
participation(名詞「参加」)は名詞ですが、意味が合わないので不正解です。
残った participant と participants (どちらも名詞「参加者」)は単数形と複数形の違いです。
単数形を入れる場合、名詞の前には冠詞の a が必要ですが、問題文の空所の前には a がありません。
よって、複数形の participants が正解となります。これは、複雑なバージョンの品詞の問題です。
(訳)そのスピーカーは、セミナーをよりインタラクティブにするために、セミナー中に直接参加者に質問することを好む。
3. Mr. Johnson is —— interested in establishing relationships with important clients in Germany.
(A) particular
(B) particularity
(C) particularly
(D) particulars
正解:(C) particularly
空所の前後を見てみると、Mr. Johnson is interested in … で、文法上正しく、欠けている要素はありません。
ということは、空所には意味を付け加える修飾の役割をする単語が入ります。
よって、後ろのinterested in… を修飾する particularly(副詞「特に」)が正解となります。
particular(形容詞「特定の」/ 名詞「項目、事項」)particularity(名詞「特殊性」)particulars(名詞のparticularの複数形)には、空所部分に入って修飾する役割はありません。形容詞で修飾するには、後ろに名詞が必要です。
(訳)ジョンソン氏は、特にドイツの重要な顧客と関係を構築することに興味がある。