TOEIC Part5によく出る問題パターン 解き方の解説と練習問題 (1) 品詞

TOEIC Part5によく出る問題パターンを紹介し、解き方を解説、練習問題も出題するシリーズの第1弾です。
TOEIC Part5を解く時にまず覚えておくべきことは、本文ではなく選択肢から目を通すこと。そして、本文の意味よりも文法のルールに注目して問題を解くことです。つまり、本文の中に意味を知らない単語があっても無視します。そして、文法的に欠けている要素(空所の部分)を探していくのです。
「TOEIC Part5によく出る問題パターン」として1番に紹介する「品詞」のパターンの問題は、このルールがピッタリ当てはまります。それでは、具体的に見ていきましょう。

「品詞」のパターンの問題とは

<こういう問題です>
 選択肢に名詞・動詞・形容詞・動名詞・分詞・不定詞など異なる品詞が並んでいる
<こうやって解きます>
 本文の文法構造をチェックし、文法的に欠けている要素(空所の部分)を埋めるのに適切な選択肢を選ぶ

それでは、例題を見てみましょう。

<例題1>

This town has been attracting an ——- number of tourists with its unique festivals throughout the year.
(A) increase
(B) increasing
(C) increased
(D) increasingly

まず、(A)~(D)の選択肢にスペルの似た4つの単語が並んでいることから、品詞の問題であることがわかります。
この問題は、空所の前後に注目するだけで正解を導くことができます。
空所の前には冠詞のan、後ろにはnumber(名詞:数)があります。よって、空所には後ろの名詞を修飾する単語が入ります。
選択肢を見ると、修飾する役割を持つのは動名詞のincreasing以外にありません。よって、increasingを選びます。
名詞を修飾するものとしては形容詞が一般的ですが、動名詞も後ろの名詞を修飾する役割をすることを覚えておきましょう。
例:crying baby(泣いている赤ちゃん)
(訳)この町は1年を通したユニークなお祭りでますます多くの観光客を惹きつけ続けている。

<例題2>

Recent ——- in demand for office space in downtown is considered as one of the signs of economic recovery.
(A) increase
(B) increases
(C) increased
(D) increasingly

例題1と同じような似た選択肢が並んだ、品詞の問題です。
この問題は空所の前後だけでは正解がわかりにくいので、文の構造を見ていきます。
(※空所の前の形容詞と後ろの動詞のisからすぐに答えがわかったあなた、素晴らしいです!)←何のことかわからない人は無視してください。
本文の文法構造をチェックするにあたり、1番に見るべきは主語(Subject)と動詞(Verb)です。前置詞(inやforなど)がつないでいる補足情報は削ることにより、主語と動詞が見えやすくなります。
この文の場合、動詞は受身形のis consideredですが、主語が見当たりません。つまり空所の部分には、Recent(形容詞:最近の)で修飾される、主語となる名詞が入ることがわかります。
選択肢のうち、名詞として考えられるのはincreaseまたはincreasesです。
このように、選択肢に名詞が2つ含まれる場合は、単数形/複数形または意味の違いに注意して正解を選ぶ必要があります。
ここでは、動詞がisとなっていることから、単数形のincreaseを選びます。
increaseには、「名詞:増加」と、「動詞:増加する」の2つの使い方があることを覚えておきましょう。
(訳)中心街のオフィススペースに対する最近の需要の増加は、景気回復のサインの1つとして考えられている。

いかがですか?もちろん意味がわかった方がすんなり解くことはできますが、意味がわからなくても文法的なアプローチから正解を導くことができます。

次は練習問題です。
<練習問題>

1. The company decided to build two more factories in Mexico in order to ——- production next year.
(A) increase
(B) increases
(C) increasing
(D) increasingly
2. The speaker likes to ask ——- directly during the seminar to make it more interactive.
(A) paticipate
(B) paticipant
(C) participation
(D) participants
3. Mr. Johnson is ——- interested in establishing relationships with important clients in Germany.
(A) particular
(B) particularity
(C) particularly
(D) particulars

<解答と解説>

1. The company decided to build two more factories in Mexico in order to ——- production next year.
(A) increase
(B) increases
(C) increasing
(D) increasingly

正解:(A) increase
例題に続いて、increaseとそれに似た異なる品詞が選択肢として並んでいます。
この問題でポイントとなるのは、空所の前にある in order to です。「…のために」という意味の表現で、to の後ろには動詞の原形がきます。
よって、正解はincreaseとなります。
(訳)その会社は、来年の生産量を増やすためにメキシコにさらに2つの工場を建設することを決定した。

2. The speaker likes to ask ——- directly during the seminar to make it more interactive.
(A) paticipate
(B) paticipant
(C) participation
(D) participants

正解:(D) participants
空所の前には動詞の ask があるので、空所には ask の目的語(「…に質問する」の…の部分)となる名詞が入ります。
選択肢の中から名詞を選べば正解、ですが・・・この問題の選択肢のうち3つが名詞となっています。
まず、participate(動詞:参加する)は候補から外れます。
participation(名詞:参加)は名詞ですが、意味が合わないので不正解です。
残った participant と participants (どちらも名詞:参加者)は単数形と複数形の違いです。
単数形を入れる場合、名詞の前には冠詞の a が必要ですが、問題文の空所の前には a がありません。
よって、複数形のparticipantsが正解となります。
(訳)そのスピーカーは、セミナーをよりインタラクティブにするために、セミナー中に直接参加者に質問することを好む。

3. Mr. Johnson is ——- interested in establishing relationships with important clients in Germany.
(A) particular
(B) particularity
(C) particularly
(D) particulars

正解:(C) particularly
空所の前後を見てみると、Mr. Johnson is interested in … で、文法上正しく、欠けている要素はありません。
ということは、空所には意味を付け加える修飾の役割をする単語が入ります。
よって、後ろのinterested in… を修飾する particularly(副詞:特に)が正解となります。
particular(形容詞:特定の / 名詞:項目、事項)particularity(名詞:特殊性)particulars(名詞のparticularの複数形)には、空所部分に入って修飾する役割はありません。形容詞で修飾するには、後ろに名詞が必要です。
(訳)ジョンソン氏は、特にドイツの重要な顧客と関係を構築することに興味がある。

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