海外ドラマ 『SHERLOCK / シャーロック』 シリーズ 1-3「大いなるゲーム」 から、英会話フレーズをピックアップ

『SHERLOCK / シャーロック』のシリーズ1、最終話「大いなるゲーム / The Great Game」は、ホームズが謎の犯人から仕掛けられたパズルに挑戦します。
興味をそそられるような難解な事件が起こらず、退屈しきっていたホームズ。そこに兄のマイクロフトからは、公務員の死と国家機密の紛失に関わる事件(原作はブルースパーティントン設計書)の調査を依頼されます。同じころ、シャーロックの住むアパートで爆破事件が起こり、現場からシャーロック宛の封筒が見つかります。中に入っていた携帯電話のメッセージは、5つの爆破殺人の予告と謎解きの挑戦状でした。謎の犯人対シャーロックの頭脳ゲームが始まります!

※ 内容には、実際の会話表現と一部ストーリーが含まれます。
見る前にストーリーを知りたくないという方は、注意してくださいね。

John: What the hell are you doing?    何やってるんだ?
Sherlock: Bored.    退屈だ

ソファに寝転びながら、アパート内の壁に向かって銃を何度も発砲するシャーロック。そこへ帰ってきたジョンとの会話がこちら。
“what the hell” は「一体何が」という意味で、驚き・怒り・困惑などを表す時に使う表現です。”What are you doing?” と言えば「何をしているんですか?」という普通の疑問文ですが、”What the hell are you doing?” と言えば「一体何をしているんだ!?」と驚きが強調され、相手の行動を咎めるようなニュアンスも加えられます。ただ注意が必要なのは、この hell という単語は下品な言葉とされているので、使う場面は選ぶようにしましょう(特に女性)。ビジネスの場などでは使わないように!
問いに対するシャーロックの答えは、”I’m bored.”(私は退屈している)の I’m を省略したものです。それにしても、退屈しているから壁を撃つって・・・。

Sherlock: Coming?    来るか?
John: If you want me to.    君が望むなら
Sherlock: Of course.    もちろん

退屈しきっていたホームズの元に、いつものレストレード警部から事件調査の依頼の電話がやってきます。すぐに出かけるシャーロックとジョンのやり取りです。
一文目の “Coming?” は “Are you coming?”(君も来るか?)の文頭が省略された形です。このように「一緒に来る?」と言う時、日本語では「一緒に行く?」と言っても意味は同じですが、英語では必ず “Are you coming?” という表現を使います。 “Are you going?” と言うと、どこかに一人で行く?という意味になり、一緒に行く?とは伝わらないので気をつけてくださいね。

I am on fire.   燃えてきた

謎の犯人から仕掛けられた2つ目のパズル(事件)も無事解決したシャーロック。解決直後の興奮冷めやらぬ状態で言ったセリフがこれ。
“on fire” は文字通り「火がついて、燃えて」という意味で、日本語と同じく「(人が)燃えてきた」という比喩の表現としても使われます。犯人からのパズルの挑戦に燃えてきたシャーロックに、まさにぴったりの表現ですね。

Is that news to you?    驚きの新事実か?

犯人からの3つ目のパズルは、シャーロックは解くことができたものの人質の命が失われる結果となりました。犯人との頭脳戦だけに没頭しているように見えるシャーロックに対し、ジョンは「実際の人の命が懸かっていることは気にならないのか」と詰め寄ります。それに対し、「気にしても助からないのならば気にしない」と答えるシャーロック。「気にしないのは簡単なのか?」とさらに尋ねるジョンに、「あぁ、とても簡単だ」と答えた後、シャーロックはこう言いました。
“news” は「ニュース、報道、知らせ」という意味で馴染みのある単語ですが、ここで使われているような「初めて聞くこと、初めての驚くようなこと」(ある意味、ニュースですね)という意味もあります。Is that news to you? は「それ(自分が人の命を気にしないことが簡単なこと)は君にとって初めて聞くような驚くことか?」という意味で、それに対してジョンはNo(いいや)と答えていました。

Let him go, or I will kill you.    彼を放せ、さもないとおまえを殺す

事件の捜査中、殺人鬼に襲われたシャーロック。殺人鬼に銃を向けながらジョンの言ったセリフです。
“Let him go” は命令文で「彼を放せ」。この命令文に後に or と続けると、「さもないと・・・」という表現になり、ここでは “I will kill you”(私がおまえを殺す)と言っています。or ではなく and と続けると、「そうすれば・・・」という表現になります。例えば、”Take this train, and you will get to Paris by noon.” で「この電車に乗りなさい、そうすれば正午までにパリに着くでしょう」といった言い方ができます。

Sherlock: I will stop you.    僕がおまえを止める
Jim: No, you won’t.    無理だ

ついに最後、一連の事件の黒幕だった犯人のジム・モリアーティと直接対決するシャーロック。これからも世の犯罪を助けるというジムにホームズはこう言います。
“I will stop you.”(僕がおまえを止める)と言うシャーロックに対するジムの答えは、”No, you won’t.”。「いいや、おまえは私を止めないだろう(止められないだろう)」という意味で、ドラマでの日本語訳は「無理だ」となっています。この後にシャーロックが “Catch you later.”(いずれおまえを捕まえる)と言ったのに対しても、ジムは同じく “No, you won’t.” と返していました。シャーロックにとってかなりの強敵ですね。二人の対決が続く第2シーズンが楽しみです!

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