映画『マンマ・ミーア!』から、英語表現・英会話フレーズをピックアップ

人気グループ、ABBA(アバ)の曲を全編にちりばめて世界的にヒットしたミュージカルを、メリル・ストリープ主演で映画化。

ギリシャの小さな島に暮らす母と娘に訪れた騒動が描かれますが、日常会話が多いので英語表現も難しくなく、英会話を学ぶにはおすすめの教材です。ABBAの曲も字幕つきで流れるので、意味もわかりやすいですよ。
メリル・ストリープが母親役、アマンダ・セイフライドがその娘役、父親の可能性のある男性役にはピアース・ブロスナン、コリン・ファースと豪華な顔ぶれです。

※ 内容には、実際の会話表現と一部ストーリーが含まれます。
見る前にストーリーを知りたくないという方は、注意してくださいね。

Sam is the one. I know he is. I’ve never felt like this before.
サムこそ私の愛する人よ こんな気持ちは初めて

母の日記を盗み読みした娘のソフィー。そこには、このように書かれていました。”the one”とは、「その人」、ここでは「運命の人」を表します。”I know he is.”は、”I know he is the one.” (彼が運命の人だって私にはわかるの)の、”the one”が省略された形です。

Great couples of you two are for Sophie! A serial bride and a little hermit over here!
2人ともソフィーのいいお手本だわ! 結婚魔に独身主義者!

母ドナが、旧友二人を迎えて言ったセリフです。”Great couples of you two are for Sophie!”は、”You two are great couples for Sophie!”という通常の文から、”great couples”を前に出して、倒置にした形です。”serial”は、「連続した」という意味で、”serial bride”は「連続した花嫁」となります。ちなみに、”serial killer”(シリアル・キラー)は「連続殺人鬼」と訳されますね。 “hermit”は、「世捨て人」という意味です。

My last night of freedom. Which is how some people might see it, but for me, it’s the last night before the greatest adventure of my life.
最後の自由な夜だ、というのは誰かのセリフだけど、僕の場合、人生最高の冒険に出る前の最後の夜だ

ソフィーと結婚を控えたスカイが、結婚前夜にソフィーに言うセリフ。アメリカではよく、この独身最後の”freedom”(自由)を謳歌するイベントとして、男たちだけで羽目を外す独身最後のパーティー”bachelor party”が開かれます。それに対して、「人生最高の冒険の前夜」と言うなんて、このスカイのセリフは素敵ですね!

Sophie: Are you my father?   私のパパなの?

Bill: Yes, I think so. Yes.   おそらく、そうだ

Sophie: You know what comes next?   次に何がくるかわかる?

Bill: Oh, you’re not going to tell me that you have a twin sister, are you?    まさかふたごだなんていうなよ

島に招待した父親候補のビリーとソフィーのやり取りです。”Are you my father?”という問いに対して、ビリーは”Yes, I think so.”(あぁ、そうだと思う)という弱い肯定の後、”Yes.”(そうだ)と言い切っていますね。英語の場合、初めに”I think…”とつけると、その後の意味を弱くします。例えば、あるものを好きだという時、単純に好きだと明言する場合は”I like it.”ですが、”I think I like it.”だと、「好きだと思う」という表現になって、「好きだ」という意味が弱まります。日本語のニュアンスと同じですね。

Sophie: Call off the wedding?   結婚式を延期する?

Dona: Isn’t that what you want?   それが望みじゃないの?

Sophie: No. No, that’s what you want.   いいえ、違うわ、それはあなたの望みよ

Dona: No.    違うわ

Sophie: Yes!    そうよ!

結婚式当日、様子のおかしい娘に声をかけた母親のドナ。しかし、結婚式をめぐって二人は口論になってしまいます。
“Isn’t what you want?”(直訳すると、それがあなたの望んでいるものではないの?)に対して、”that’s what you want”(それはあなたが望んでいるものよ)と反論する時は、「あなたが」を強調するために”you”を強く発音します。

I don’t care if you slept with hundreds of men. You’re my mom. I love you so much.
ママが何百人と寝たって関係ないわ。あなたは私のママだもの。とっても愛してる。

最後に仲直りをする時に、ソフィーが母親に向かって言ったセリフです。「誰かと寝る(セックスをする)」は、”have a sex with…”とも言いますが、直接的な表現すぎるので、普通はこの”sleep with…”という表現を使います。日本語の「寝る」という言い方と同じですね。”hundred”(百)を複数形にして、”hundreds of…”とすると、「何百もの・・・」という意味になります。同じように、”thousands of…”は「何千もの・・・」となります。

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