映画 『食べて、祈って、恋をして』から、英語表現・英会話フレーズをピックアップ

世界40カ国語に翻訳され、700万部を売り上げた自伝的ベストセラー小説「eat pray love」が映画化された作品。

ジュリア・ロバーツ演じるニューヨーク暮らしの作家エリザベス(通称リズ)。失恋と離婚を経験した彼女はある日、全てを捨てて自分探しの旅に出ることを決意します。イタリアでは、感情豊かな人々が身振り手振りで自己主張し、パスタやピッツァなどの美食を味わい、人生を楽しんでいる。インドのアシュラム(道場)では、人々はみな己の内面をみつめ、瞑想にふけっている。そしてバリでは、人々は美しい自然と共に、調和のとれた生活を送る。それらの場所で自分と向かい合い、周りの人と関わりながら、リズは変化していくのです・・・。

※ 内容には、実際の会話表現と一部ストーリーが含まれます。
見る前にストーリーを知りたくないという方は、注意してくださいね。

Tell me what to do and I’ll do it.    どうすべきか教えてください その通りにします

夫と寝るベッドを抜け出し、一人初めて神様へ祈るリズ。”what to do” = 何をすべきか、教えてください。そうしたら、it (それ) = すべきことをします、という意味ですね。こう唱えた後、しばらく神様からの答えを待ちますが、答えは聞こえてこないのでした。

 

I don’t know how you guy aren’t sick of me now. I’m sick of me.
あなたたちよく今まで私のことが嫌にならないわね 私は自分が嫌になるわ

夫と暮らしていた家を出て、友人夫婦宅に転がり込んだリズ。ぼろぼろな自分に対して相変わらず優しい友人に対してこう言います。”sick of ~” とは、「~が嫌になる、うんざりする」という意味です。”sick” とは病気、病んでいる状態を表す単語ですから、一時的に嫌になる、嫌いになるのではなく、ほとほと嫌になる、うんざりするという状態を表している。「こんな自分が自分でもうんざり!」という時は、この “I’m sick of me.” という表現を使ってみましょう。

 

I used to have this appetite for food, for my life and it is just gone.
食欲や生きる意欲を以前は持っていたのに、消えてしまったのよ

ニューヨークで成功した人生を送りながら、満たされない自分が嫌になったリズ。昔と違って、何をするにも意欲がわかない、気持ちが動かないと友人兼編集者にこう訴えます。”appetite” とは、「食欲、欲求」という意味で、”appetite for ~” で「~に対する欲求、意欲」という意味です。”used to ~” は use(使う) という意味とは関係なく、「~したものだ、以前は~だった」という意味を表します。以前は食べ物や人生に対する欲求を持っていたのに、それは gone(行ってしまった)、つまり消えてしまった、という意味になりますね。

 

I am grateful for you, Liz, for helping me appreciate life with all that comes with it – muffin tops and bad times.
あなたに感謝するわ、リズ、人生を、それにくっついてくるすべて―メタボ腹やつらい時―と合わせて大切にすることを教えてくれて

イタリアで友達になったスウェーデン人のソフィーが、友人たちで集まって行ったアメリカの感謝祭の席で言ったセリフです。”muffin top” とは、マフィンの上部の膨らんでいる部分のように、女性のお腹の肉がズボンの上にのっている状態を指します。映画では「メタボ腹」と訳されていました。リズもソフィーもイタリアのグルメにどっぷりと浸かった結果、かなり太ってしまったようです。

Liz: I really miss him.    彼が本当に恋しいの

Richard: So miss him. Send him some light and love every time you think of him, and drop it.
      じゃあ恋しく思え 彼のことを思うたびに光と愛を送れ、そして忘れろ

イタリアの次はインドに来て瞑想に励もうとするリズですが、夫と別れた後に同棲していた恋人のデイヴィッドのことが忘れられず、集中できません。そんなリズに対して、瞑想場でも古株のアメリカ人リチャードがこう言います。最後の “drop it” の drop は「落とす、やめる」という意味があります。恋しく思う感情をdropする、つまり忘れるという表現になります。

 

Felipe: I know you feel the same way. Why can’t you say it back?
    君も同じ気持ちなのはわかってる  どうして僕に言い返してくれないんだ?

Liz: I don’t know why.   自分でもどうしてだかわからないわ

旅の最終目的地、バリ。そこは、リズが再会したいと願っていたヒーラーのクトゥがいる場所でした。そこでリズはブラジル人のフェリペと出会い、恋に落ちます。フェリペのことが好きなのに、フェリペの “I love you.” (愛している) という言葉に、同じ言葉を返せないリズ。フェリペはリズにその訳を尋ねるシーンです。「同じ気持ちだ」という表現は、英語では “I feel the same way.” という表現を使います。ぜひ使ってみてください。

 

Sometimes you lose your balance for love is part of living balanced life.

愛のために調和を失うことは調和のある生き方の一部なんだよ。

フェリペと恋に落ちたことにより、それまでのバランスのとれた自分の生き方が崩れてしまい、それが嫌でフェリペと別れることにしたリズ。しかしそんなリズに対して、恋のためにバランスを失うことは、バランスのとれた生き方の一部なんだとクトゥは説きます。たしかに、誰かを好きになり、しかも誰かと生活を共にし始めると、自分の生活、人生において自分でコントロールできる部分が少なくなってしまう、それによって自分がそれまで保っていたバランスが失われてしまう、ということに同感する女性は多いのではないでしょうか。でもクトゥはそれを恐れなくとも、それも人生の一部として許容すればいいのだと教えてくれているようです。

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